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インフルエンザ予防接種はいつ受ける?流行前に知っておきたい接種時期

公開日 医師確認日

インフルエンザの予防接種は「いつ受けるのがよいのか」「何回受けるのか」とよく聞かれます。この記事では、多くの方が受ける注射のワクチン(不活化ワクチン)を中心に、接種の時期の考え方、年齢ごとの回数、接種の前に知っておきたいことをまとめます。

まず結論:流行が始まる前、12月中旬までの接種がおすすめです

インフルエンザは、例年12月から3月ごろに流行します。ワクチンは接種してから効果が出るまでに2週間ほどかかり、効果は5か月ほど続くとされています。そのため、流行が本格的になる前の、12月中旬ごろまでに接種を終えておくのが望ましいとされています(厚生労働省「急性呼吸器感染症(ARI)総合対策に関するQ&A」)。

10月から接種を受けられることが多く、受験生のいるご家庭や、ご高齢の方・持病のある方と暮らしている方は、早めに予定を立てておくと安心です。当クリニックでは、2026年度は9月14日から接種を行っています。

ワクチンでどんな効果が期待できるか

インフルエンザワクチンは、かからないようにする効果が一定程度あるほか、かかったときに重くなること(肺炎や入院など)を防ぐ効果が期待できます。毎年、流行が予測される型に合わせてワクチンが作られるため、毎シーズンの接種が勧められています。

ワクチンを受けていても、かかることはあります。手洗い、換気、体調が悪いときに無理をしないといった予防も合わせて続けましょう。

注射のワクチンの接種回数の目安

  • 13歳以上の方:原則1回
  • 生後6か月から13歳未満のお子さま:2回(1回目のあと、2〜4週間あけて2回目)

お子さまは2回目の接種まで期間がかかるため、2回目を12月中旬までに終えられるよう、1回目は10月から11月ごろを目安に予定してください。

2歳以上19歳未満の方には、鼻に噴霧するタイプのワクチン(経鼻弱毒生ワクチン)もあります。こちらは接種が1回で、妊娠中の方は受けられないなど、注射のワクチンとは条件が異なります。

定期接種の対象となる方

65歳以上の方と、60〜64歳で心臓・腎臓・呼吸器の機能、またはHIVによる免疫の機能に、身体障害者手帳1級相当の障害がある方は、予防接種法にもとづく定期接種の対象です。

葛飾区の2026年度の定期接種は、2027年1月31日までが実施期間です。自己負担は2,500円で、生活保護を受けている方、2027年3月31日の時点で75歳以上の方などは無料です。対象・持ち物の詳細は葛飾区「高齢者インフルエンザワクチン」でご確認ください。

接種の前に知っておきたいこと

  • 熱がある日や体調がすぐれない日は、接種を延期します。前日から体調を確認しておきましょう
  • 卵のアレルギーがある方、過去にワクチンで強い反応が出たことがある方は、予約の際にお伝えください
  • 接種したところが赤く腫れる、痛む、だるさや発熱が出る、といった反応が出ることがあります。多くは数日で治まります
  • 当院では、新型コロナワクチンなど、ほかのワクチンと同じ日に接種することもできます。体調などを確認して医師が判断しますので、ご希望の方はご相談ください

接種後30分ほどは、急なアレルギー反応が起こることがあるため、院内か、すぐに連絡がとれる場所でお過ごしください。接種後に息苦しさ、全身のじんましん、顔や唇の腫れなどが出たときは、すぐに医療機関に連絡してください。

当院での接種について

当クリニックでは、お子さまから大人の方まで、インフルエンザワクチンの接種を行っています。

  • 予約:予防接種は予約制です。予約は、お電話またはご来院のときに受け付けています
  • 日曜・祝日:午前中の診療時間に接種できます(水曜は休診です)
  • 鼻に噴霧するワクチン(経鼻弱毒生ワクチン):当院で扱っています。対象は2歳以上19歳未満の方で、接種は1回です

費用・予約の空き状況は、お電話でお問い合わせください。

接種の際は、予診票の記入があります。お子さまは母子健康手帳をお持ちください。予防接種全般については予防接種のページをご覧ください。

よくある質問

10月に接種すると、春先には効果が切れてしまいませんか?

効果はおよそ5か月続くとされているため、10月から11月の接種でも、流行の多い時期をおおむねカバーできます。流行が始まってからの接種でも意味はありますので、受けそびれた場合もご相談ください。

妊娠中や授乳中でも接種できますか?

注射のワクチン(不活化ワクチン)は、妊娠中・授乳中の方も接種できるとされています。鼻に噴霧するワクチンは妊娠中の方には使いません。ご心配な点があれば、かかっている産婦人科の先生や当院の医師にご相談ください。

去年受けたので、今年は受けなくてもよいですか?

流行する型が毎年変わること、効果が数か月で弱まることから、毎シーズンの接種が勧められています。

参考情報(2026年10月確認)

接種の時期・回数・制度は2026年10月時点の情報です。

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