家族からいびきを指摘されても、「いびきくらいで受診してよいのか」と迷う方は多いようです。この記事では、睡眠時無呼吸症候群を疑うサインと受診の目安、当院での検査と治療をまとめます。
まず結論:眠気や呼吸の止まりがあるなら、睡眠時無呼吸の検査ができる医療機関へ
いびきに加えて、日中の強い眠気や「寝ているときに息が止まっている」といった様子がある場合は、睡眠時無呼吸症候群の可能性があります。この場合は、睡眠時無呼吸の検査ができる内科や睡眠の専門外来、耳鼻咽喉科に相談するのが近道です。
当クリニックでは、内科の中で睡眠時無呼吸症候群外来を行っています。予約は不要です。
受診を考えたいサイン
- 家族から、寝ているときに息が止まっていると言われた
- 毎晩のように大きないびきをかく
- 夜は寝ているのに、昼間に強い眠気がある
- 朝起きたときに頭が痛い、夜中に何度もトイレに起きる
- 高血圧があり、いびきもかく
こうした症状やその影響については、いびき・日中の強い眠気のページでも説明しています。
運転中に眠くなる、居眠りでヒヤッとしたことがある方は、事故につながるおそれがあります。運転を控えたうえで、早めに受診してください。
当院での検査と治療
当クリニックの睡眠時無呼吸症候群外来は予約不要で、診療時間内に受け付けています。日曜・祝日も午前中に診療しています(水曜は休診です)。
- 診察:いびきや眠気の様子、生活習慣をお聞きします。ご家族からの情報も参考になります
- 検査:ご自宅で眠っている間の呼吸の状態を調べる簡易検査を行います。必要に応じて、専門の医療機関での詳しい検査をご紹介します
- 治療:重さに応じて、生活習慣の改善(体重の管理、寝る前の飲酒を控えるなど)や、睡眠中に空気を送って気道を広げる CPAP(シーパップ)療法を行います
詳しくは睡眠時無呼吸症候群外来のページをご覧ください。
よくある質問
いびきだけで、眠気はありません。受診したほうがよいですか?
眠気がなくても、睡眠時無呼吸症候群のことがあります。家族から息が止まっていると言われた方や、高血圧のある方は、一度ご相談ください。
やせればいびきは治りますか?
体重が増えてからいびきが大きくなった方は、体重を減らすことで軽くなることがあります。ただ、あごの形や鼻・のどの状態が関係していることもあるため、まず検査で原因を確かめることをおすすめします。
市販のいびき対策グッズを使ってもよいですか?
いびきの音が小さくなっても、睡眠中の呼吸の止まりが続いていることがあります。眠気や呼吸の止まりがある方は、グッズを試す前に検査を受けてください。
参考情報(2026年10月確認)
- 日本呼吸器学会「睡眠時無呼吸症候群(SAS)」
制度や検査・治療の内容は2026年10月時点の情報です。
